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カフェ メニューデザイン

StartWith Inc.の代表、及びデジタルハリウッドStudioの講師をされている築地 海露穂さんが、北千住のカフェ「Sunny cafe」のメニューデザインのコンペを主催され、そちらに参画しました(コンペの詳細)。選考の結果、Special Menuの画像デザイン案が一部採用されました。

使用ツール Canva
ターゲット 近所の30-40代で子育て中の方に子供も連れて気軽に来てもらいたい(カフェオーナ様からの希望)。
情報設計 カフェオーナー様より、「日々商品数が増えており、食べたいと思ってもらえる写真が既存メニュー上で少ないのでもっと工夫したい」との希望を伺いました。なお、ターゲット層である子育て世代が子連れで来店する際、子供の世話でじっくりとメニューを見ることが難しい可能性もあることを考慮し、パッとイメージが付きやすいメニュー表を目指し、写真を多く掲載する構成としました。一方、商品数が多いと文字数が多くなり、写真を入れるスペースの確保が課題でしたが、文字のサイズや濃淡、そしてメニュー項目毎の余白や配置を整えることでメリハリをつけ、写真を多く掲載できるよう工夫しました。

掲載する写真については、それぞれの美味しさやこだわりが伝わるような写真を掲載しました。特にスイーツについては見た目の違いが大きいため、全ての商品を掲載して、注文する側がイメージしやすいようにしました。

お得なセット割りの情報については、メニュー表の右上に目立つ配置とし、セット割の対象が一目で分かるようにロゴで紐付けました。
デザイン デザインイメージとして、「コーヒーカラーがベースになっていること」、及び「お店の内装に合っている印象であること」がカフェオーナー様の希望でした。実際にお店に伺い飲み物とデザートをいただきながら、店内の雰囲気を確認しました。優しい店主の雰囲気、窓から入る陽の光、そして天井やテーブル等に木材が使われており、ぬくもりのある雰囲気でありつつも、一部黒い壁や照明で締まりのあるスタイリッシュなお店でした。それに合わせてメニュー表のデザインも、タイトル箇所は木目調の背景とし、メニュー全体の背景色はコーヒーカラーで少しグラデーションをつけることで、お店の優しい雰囲気を反映し、文字色は黒にすることで甘すぎず締まりのあるデザインにしました。セット割りの箇所は目立たせるため、全体のコーヒーカラーに対して、反対色である青系統の色を取り入れました。

Special Menuについては、各写真に対して美味しさを引き立てるような装飾を加え、特別感が出るようにしました。フルーツソーダやティーについてはフルーツの素材を入れて、写真だけでは伝わりにくい果肉感や風味が伝わるようにしたり、フラッペについてはソースの素材を加えて贅沢感を出しました。カフェオーナー様にはこの装飾箇所を評価いただき、採用されたメニュー案に追加する形で最終化する流れとなりました。
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制作期間 4日

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